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小原乃梨子

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

おはら のりこ
小原 乃梨子
プロフィール
本名 戸部 法子(とべ のりこ)[1][2][3][4](旧姓:小原[4]
愛称 ノッコ[5]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本東京府東京市豊島区池袋(現:東京都豊島区池袋)[4]
生年月日 (1935-10-02) 1935年10月2日
没年月日 (2024-07-12) 2024年7月12日(88歳没)
血液型 O型[2][6][7]
職業 声優女優ナレーター
事務所 81プロデュース(最終所属)[8]
配偶者 戸部信一
著名な家族 小原栄次(父親)
戸部敦夫(息子)
公式サイト 小原乃梨子 - 81プロデュースの公式サイト
公称サイズ(時期不明)[9]
身長 / 体重 162 cm / 48 kg
声優活動
活動期間 1950年代 - 2024年
ジャンル アニメ吹き替えゲームナレーション
女優活動
活動期間 1955年 - 2024年
ジャンル テレビドラマ舞台
デビュー作日真名氏飛び出す
朗読家活動
活動期間 1988年[10] - 2024年
ジャンル 朗読
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

小原 乃梨子(おはら のりこ、1935年昭和10年〉10月2日[2][3][4][11] - 2024年令和6年〉7月12日[12])は、日本声優女優ナレーター、朗読家。夫は演出家の戸部信一。息子はアニメーター戸部敦夫東京府東京市豊島区池袋(現:東京都豊島区池袋)出身[4]81プロデュース最終所属[12]

経歴

生い立ち

弁護士小原栄次鹿児島県士族)の次女[注 1]として生まれる[2][13][14][15]。父・栄次は明治生まれのハイカラで舶来が好きで、舶来のスーツを着こなし、ベッドに寝て、舶来のオーデコロンを愛用してふりかけていた[3][4]。また父は芸人で、端唄小唄をうなり、寄席が好きで、六法全書の隣に落語全集がおいてあった[3][15]。父に連れられて柳橋に行き、色々な芸事にも触れてきたという[15]。3人姉妹で、父は姉に花柳流、小原に藤間流、妹に坂東流を習わせ、同じ曲を3人一緒に踊らせて見るのを楽しむ超粋人だった[3]。父は戦時中の時点では父兄会の会長をしていた[16]。母はカトリック教徒で、敬虔なクリスチャンだった[2][4]。毎週日曜日には家族揃って教会に出かけ、小原も礼拝を欠かさなかったという[4]。中学3年生か高校1年生位の頃、日曜学校に行き、クリスマスの聖誕劇の時はオルガンを弾いて子供たちに聞かせたり、青年部の人物のためにトルストイの『人は何のために生きるのか』を脚色したりしていた[17]。父から日本の、母から洋風の文化を受け継いだという感じであったという[15]

兄、姉[15]、妹がいる[3]。父は、「本はいくらでも買っていい」という方針であったこともあり、兄、姉が買った『少年倶楽部』などの本も読ませてくれたという[15]

小学生の頃はとても体が弱く、腺病質な女の子だった[3]。入院記録は13回で、テレビも無い病室で本ばかり読んでいたことからお話が好きになり、読むだけでなく、自分でやりたくなってしまったという[3]

戦時中、小学3年生の時に小学6年生だった姉と一緒に東京から長野県上高井郡須坂町(現:長野県須坂市)に行き、長野県に最年少で集団疎開[16]するも、食べ物の好き嫌いが激しかったために半年で親元へ帰される。縁故疎開先の埼玉県所沢市で敗戦を迎える[4]

キャリア

小学5年生の時に近所の友人に誘われて、児童合唱団「虹の橋」に入団[4][6][18][19]。父は反対していたが、芸事が好きだった母が、父に内緒で通わせてくれたという[18]子役として舞台、NHKの子供番組などに出演[4][18]。同じ小学校の3級下に池田昌子がいる[15][18]。仕事で新橋まで通っていたが、そこで耳にしていた曲『ドリームズ・カム・トゥルー』が一生のテーマ曲になったという[15]

本を読むことや作文を書くことが好きだったため、当時は物書きになろうと考えており、村岡花子のような少女小説家に憧れていた[18]。中学時代に好きだったルイーザ・メイ・オルコットの『若草物語』が映画化され、母に連れて行ってもらい、ジョーを演じていたジューン・アリスンを見て、「女優ってすごい!! 女優になりたい」と女優を目指した[18][19]。後に映画『若草物語』の日本語吹き替え版でジョー役を演じた[19][20]。その時は嬉しく、「役者になって良かったなあ」と思ったという[17]

小学校卒業後、跡見学園中学校・高等学校[9]に進学し、芸能活動を休止していたが[15]、同高校時代は演劇部の活動に熱中していた[4]。高校時代、学生演劇のコンクールで小原が通っていた高校としては初めて最終審査に残った[17]。その頃は東京都立九段高等学校が会場であったという[17]。高校時代は文芸部にも所属しており、生徒会長もしていた[21]

同高校を卒業すると、自分と同じ法曹界に進ませたいという父親の期待に反して芸能界に入り、劇団の先輩の紹介でプロダクションに所属し、草創期の民放で女学生役でテレビドラマの仕事を始める[6][18][22][23]。所属事務所は、劇団女優座[4][24]、テアトル・ジェンヌ[3]、プレーヤーズ・センター[24]、東京プロ[24]りんどうプロ[25]、高松事務所[24]青二プロダクション[24]の所属を経て、2018年4月30日をもって創業時から所属していたぷろだくしょんバオバブを退所、同年6月3日付けで81プロデュースへ移籍した[26]。当初は女優としてテレビドラマ、ラジオドラマに出演していた[6]。新劇を続けるつもりだったが、「テレビドラマも面白そう」と感じていた[22]。同時期には生放送時代で始まったばかりの吹き替えの仕事にも参加[18][19][22]

1957年、TBSのテレビドラマ『キンピラ先生青春記』で女学生役で出演し、初レギュラーでもあるアメリカのテレビドラマ『ソニー号空飛ぶ冒険』に、小林恭治城達也と一緒にレギュラー出演していた[17][18]。当時は生放送で、ヘリコプター会社の秘書役を演じたが、「こちらヘレン、応答どうぞ」と言うセリフの時には、スイッチの効果音まで入れていた[18]。その時は生放送だけにトラブルも多かったが、元々映画好きだったことから、吹き替えの仕事が面白くて仕方がなかったという[18]結婚後、家庭を持つと子育ての時間のやりくりができる声優業に専念することになった[15][22]。好きだった映画の主人公を声で演じられるのが嬉しく、声優の仕事にのめり込んで行ったという[18]

声優として

1950年代 - 1960年代は洋画の吹き替えに出演していたが、1960年代後半から、洋画と並行してアニメの仕事も増えていったという[27]

チキチキマシン猛レース』、『未来少年コナン』、『アルプスの少女ハイジ』、「タイムボカンシリーズ」など、多くの人気作品でレギュラーキャラクターを担当[8][27]

1979年からは『ドラえもん』で野比のび太を演じることとなり、2005年にリニューアルされるまでの約26年間、のび太役を務めあげた[27]。後任は大原めぐみ

1988年頃より講演活動と童話の朗読活動を開始[10][23]1998年からは『小原乃梨子の読み聞かせ講座』として全国展開した[22]。朗読の指導や読み聞かせの研究会に力を入れている[23][28]

晩年

2005年、第14回日本映画批評家大賞で、『ドラえもん』(テレビ朝日版)のオリジナルレギュラー陣(大山のぶ代野村道子たてかべ和也肝付兼太の4人)とともに田山力哉賞を受賞[23]。さらに2006年11月、第11回アニメーション神戸で、同じくオリジナルレギュラー陣4人とともに特別賞を受賞[23]2007年3月には東京国際アニメフェア2007で、同じくオリジナルレギュラー陣4人とともに第3回功労賞を受賞[23]

2007年3月3日、第1回声優アワード功労賞を受賞[23][29]

2013年3月2日、第7回声優アワードで森功至大平透岡本茉利と共に「シナジー賞(タツノコプロ50周年)」を受賞[30]

2024年7月12日に死去[12]。88歳没。同年3月には知人のイベントに参加、4月と6月には山田栄子らとも対面をしていて元気な様子を見せていたが、野村道子によればここ数年闘病をしており、施設にも入っていたという[31][32]。訃報は同年7月23日に81プロデュースにより発表された[12]

人物・エピソード

趣味・特技は美術クラシック音楽バレエ鑑賞、ボールルームダンスフルートハープ[8]ゴルフバラ作り、読書[33]

ウィンナ・ワルツを好んで聴き、しばしばウィーンを訪れるほどである。NHKの『N響アワー』にゲスト出演したこともあり(1999年7月11日放送)、司会の池辺晋一郎とは『未来少年コナン』で共演(小原は主人公のコナンを演じ、池辺が音楽を手がけた)している。

「声優の仕事は体力と気力」とのことで、男の子役を演じるになってからは「筋力も大事だ」と思っていた[27]。しかし多忙の時期には食事を抜くなど、ガス欠の状態で仕事をしていたため、目眩がしてフラフラしており、「しっかり食べなきゃ動けない」、「1日24時間しかない」という当たり前のことがわからず、ハードなペースで動いていたため、結局事務所や周囲の皆に迷惑をかけてしまったという[27]。その後は栄養管理も含めてしっかり食事のことを考えるようになったが、2013年時点では「今日はたくさん仕事をしたから、早く寝なきゃ」と思い、家に帰っても、ビデオを見たり本を読んだりして寝不足になってしまうという[27]

好きな言葉は「人は女に生まれない、女になるのだ」[2]

特色

声種メゾソプラノからアルト[34]ハスキー[18]

テレビドラマ出演の傍ら、洋画吹き替え、アニメなど声優としても活躍している[15]

演じる役柄は様々だが、声を変えようという明確な意識は無く、気持ちを変えるとその声になるという[19]。プロデューサー、ディレクターからオファーのある役には「なぜ?」と疑問に思うものもあるが、自分の中にある何かを誰かが見つけたり、演じている自分自身に驚いたりと、演じることが楽しいという[19]

2005年まで26年にわたり担当した『ドラえもん(テレビ朝日版第1期)』の野比のび太役を筆頭に、少年役を得意とする声優の1人としてアニメ創成期より活躍[19][27]。テレビアニメの最初の少年役は1966年の『ハリスの旋風』のメガネ役[27]。弱っちい男の子のキャラクターを出すために「先輩~ッス」という言い方を考えたという[27]。その後、「弱っちい男の子像」はのび太に繋がっていったが、逆に強い体力満々の役は苦手で貧血を起こすからかもしれないという[27]。『海底少年マリン』、『未来少年コナン』など元気な男の子役の時は「大丈夫かな?」と思っていたが、いざ演じてみると楽しかったという[27]。最初の頃は、男の子役はお手本がなかったため、「どうやったら男の子の声が出るかしら?」と色々試行錯誤していたという[27]。一時期は喉を壊したこともあり、声のことを考えると辛かったという[27]。変わったのは、『アルプスの少女ハイジ』でペーター役を演じていた時で、「無理に男の子の声を作るんじゃくて、男の子の感情や感覚をつかめばいいんだ」と気付いたという[27]。自身の息子や、息子の周囲の子供達を見て参考にしていたという[27]。そのような役作りをするようになってからは、アニメの仕事が大変面白くなったという[27]。一方、『69年版ムーミン』での「おさびし山のガンマン」の無法者の女性親分や、『タイムボカンシリーズ』での三悪の女ボスなど、妙齢のコケティッシュな女性役もこなしている[19][27]

洋画吹き替えではブリジット・バルドー[19][35]シャーリー・マクレーン[19]ジェーン・フォンダ[19][35]ミレーヌ・ドモンジョ[24]クラウディア・カルディナーレ[19]アン・マーグレットシルビア・クリステルなどを持ち役としている。

吹き替えが始まった頃から、出てくるなり「ハアハア」言うような色っぽい役が多かった[18]。ロマンスやラブシーンも多く、吹き替え草創期のほとんどのヒロイン役を演じていたという[18]

タイムボカンシリーズ

  • 『タイムボカンシリーズ』の三悪の女ボス役は当初は初悪役に戸惑いもあったが、映画『可愛い悪魔』のブリジット・バルドーのような小悪魔的で男性を振り回すイメージで演じていたという[6]
  • タイムボカン』において、子分をなじる際のセリフ「スカポンタン!」は、台本にあった「バカ、ドジ、マヌケ」という言葉がきつ過ぎるため、小原がアドリブで「スカタン」と「アンポンタン」を足して作った造語である。後に小原は「お使いになるときはご一報ください(笑)なんでもオーケーしますので(笑)」と語る[36]一方で、『Angel Love Online』出演時には、キャラクターの台詞に「スカポンタン」があったものの「『タイムボカン』シリーズの中の言葉として作ったものだから、ほかで使うのはちょっとマズい」との小原の考えから、最終的に別の台詞に差し替えたことを語っている[37]
  • ゲーム『ボカンですよ』収録時[38]には、共演した若手が「流石(さすが)」という漢字を読めなかったことから「ながれいしだね、りゅうせきだね、さすがだねぇ~」というアドリブも考案したことがある[36]
  • 2008年1月から放送が開始された『ヤッターマン』(第2作)の発表記者会見では他の若いキャストに混じって参加し、健在ぶりをアピールした。また、7月28日放送の第20話「崖っぷちのトールー!」では息子の戸部敦夫が作画監督を担当し、タイムボカンシリーズでは初めて本作品での「親子共演」が実現した。シリーズ以外では『超時空要塞マクロス』において小原はクローディア役で出演し、最終回で戸部敦夫が原画として参加している。
  • 2009年公開の実写映画版にアニメ版トンズラー役のたてかべ和也、アニメ版総監督の笹川ひろしの3人で実写版ドロンボーが経営するインチキ寿司屋の客として顔出しでカメオ出演している。
  • 2015年第一四半期に放送された『夜ノヤッターマン』では三悪側のキャストが総入れ替えされ、ドロンジョに当たる人物は喜多村英梨が演じたが、最終回では一言だけであるものの、先祖である本家ドロンジョ役として出演した。

ドラえもん

  • ドラえもん』(テレビ朝日版)(第2作1期)以前に放送されていた『ドラえもん(日本テレビ版)』では、のび太の母である野比玉子役を担当した経歴もある[35]
  • のび太役はオーディションで選ばれたのではなく、放送前のテスト収録したキャストがそのまま引き継ぐ形で役を演じることとなった。また、その初回収録にはテレビ朝日のお偉いさんが多数現場に集まったが、小原が風邪をひいていて声が出なかったために急遽延期になってしまったとのこと[39]
  • ドラえもん役の大山のぶ代とは親友である[40]
  • 『ドラえもん』(テレビ朝日版)では映画版『未来少年コナン』の収録中に生じた声帯の損傷[27][41]による二週間にわたる治療のため6話分だけ休んだことがある。その代役として丸山裕子がのび太の声を担当した。その後は色々なボイストレーナーについて死ぬほど発声の練習をしていたという[27]
  • のび太役を卒業する直前、2004年に『笑っていいとも!』のコーナー「あなたの知ってるようで知らない世界」にゲストとして出演。この中で小原は、「『のび太の結婚前夜』での大人になったのび太役は大変だった」と語っている。『いいとも!』出演は2度目であり、1993年にも「ザックリいきまショー」のコーナーにゲストとして1度出演している。
  • ドラえもん のび太とふしぎ風使い』のアフレコで、この作品に登場するフー子が消滅するシーンのアフレコで、当時小原が長年飼っていた猫が生死をさまよっており、その猫をフー子に重ねてみて号泣したと言う。結局この作品の初日舞台挨拶の後、息を引き取った。本人は『のび太の恐竜』とともに印象深い作品と述べている[42]
  • ドラえもん映画35周年を記念して行われた『ドラえもん映画祭2015』では、2015年2月14日に行われた映画上映後のキャストによるトークショーにサプライズゲストとして登壇。大山のぶ代からの手紙を代読したほか、ドラえもん映画の思い出について「巖金四郎に出演してもらった時は感動した」というエピソードを語った。また、藤子・F・不二雄から「のび太のモデルが運動が苦手な作者自身で、そんなのび太や仲間が映画の大きな画面で活躍するのが夢だった」と予てから聞いていており、それが叶った『のび太の恐竜』を思い入れのあるシリーズ作品として挙げていた。そして、キャスト変更から10年目の節目だったことから、「変更直後は批判もあったであろうが、10年続けば本物と言われる。本物でしたね」と同じく登壇していた水田わさび大原めぐみにエールを送っていた[43]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1964年
1965年
1966年
1967年
1968年
1969年
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1987年
1989年
1990年
1991年
1992年
1998年
1999年
2000年
2003年
2006年
2008年
2011年
  • 日常(ナレーション)
2015年

劇場アニメ

1968年
1971年
1975年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2008年
2009年

OVA

吹き替え

担当女優

アン=マーグレット
ヴァレリー・ペリン
ウルスラ・アンドレス
エルケ・ソマー
カトリーヌ・ドヌーヴ
キャロリン・ジョーンズ
クラウディア・カルディナーレ
ジェーン・フォンダ
ジャネット・リー
シャーリー・マクレーン
ジョーン・コリンズ
ジーン・シモンズ
スザンナ・ヨーク
ステラ・スティーヴンス
ソフィー・ドーミエフランス語版
ダイアン・キートン
ナタリー・ドロン
ファラ・フォーセット
ブリジット・バルドー
ベティ・ハットン
  • 地上最大のショウ(1970年、ホリー)※東京12ch版
  • 地上最大のショウ(1973年、ホリー)※TBS版
マーシャ・メイソン
ミレーヌ・ドモンジョ
ライザ・ミネリ
ラクエル・ウェルチ
レスリー・パーリッシュ英語版

映画

1964年
1966年
1967年
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1976年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1991年
1998年
1999年
2002年
2014年

ドラマ

1957年
1961年
1965年
1966年
1967年
1968年
1970年
1971年
1972年
1974年
1977年
1978年
1984年
1985年
1986年
1987年
1990年
1997年
2010年

放映時期不明

アニメ

人形劇

ゲーム

1990年
1992年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2010年
  • TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS(ドロンジョ)
2011年
2019年
2021年

ラジオ

人形劇

特撮

CD

野比のび太の声で担当

  • かけ算九九のうた(作詞:楠部工、補作詞:ばばすすむ、作曲・編曲:菊池俊輔、うた:小原乃梨子)
  • のんきなのび太くん(作詞:ばばすすむ、作曲・編曲:菊池俊輔、うた:小原乃梨子)
  • あした・あさって・しあさって(作詞:高田ひろお、作曲・編曲:菊池俊輔、うた:小原乃梨子、森の木児童合唱団)
  • ワンパク三人組(作詞・ばばすすむ、作曲・編曲:菊池俊輔、うた:小原乃梨子、肝付兼太、たてかべ和也)

その他の声で担当

  • 妖精たちのクリスマス フェアリーテイル(ジュピター出版、1995年、絵本を企画・朗読)
  • モクモク村のケンちゃんケンちゃん、日本ブリタニカ The First steps in English 紙芝居付属カセット教材)
  • タイムボカンシリーズ(いずれもビクターエンタテインメント
    • タイムボカン(マージョ
    • タイムパトロール隊オタスケマン(アターシャ、マージョ、ドロンジョ、ムージョ)
    • タイムボカン名曲大全(ドロンジョ
    • タイムボカン カラオケ博覧會(ドロンジョ
    • 悪玉馬券塾(マージョドロンジョムージョアターシャミレンジョヤンヤン
    • タイムボカン王道復古 特訓満漢全席(ドロンジョ
    • 平成タイムボカンドロンジョ、ミレンジョ)
    • 天才ドロンボー'08(シングルCD、ドロンボー名義)
    • ドロンボー伝説'08(アルバムCD、ドロンボー名義)

CM

映画

テレビドラマ

その他コンテンツ

ドロンジョの声で出演

野比のび太の声で出演

その他の声で出演

ディスコグラフィー

アルバム

  • Invitation(1980年、キングレコード、SKS-102)

著書

  • 『声に恋して -洋画とアニメと私自身と』(双葉社、1996年 / 小学館文庫、1999年)
  • 『テレビ・アニメ最前線 -私説・アニメ17年史』(大和書房、1980年、石黒昇との共著)

後任

小原の高齢に伴う降板後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任 役名 概要作品 後任の初担当作品
鶴ひろみ ルビーナ UFOロボ グレンダイザー スーパーロボット大戦A PORTABLE
テラル 宇宙大帝ゴッドシグマ スーパーロボット大戦Z
喜多村英梨 三悪の女ボス タイムボカンシリーズ CRヤッターマン[注 2]
高島雅羅 氷の女王 それいけ!アンパンマン 2020年12月25日放送回
平野文 黒バラ女王 第1545話Bパート
摩味 ペーター[91] 教えて!トライさん 2023年以降のシリーズ

脚注

注釈

  1. ^ 『人事興信録 第13版 上』(1941年)では三女となっている。
  2. ^ 三悪の声優の高齢化や新たなシリーズの製作案が出た際、たてかべの死去による一斉降板に伴い、正式にシリーズを通じての2代目となった。

出典

  1. ^ 掛尾良夫 編「女性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、371頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c d e f アニメージュ編集部「小原乃梨子 豊饒な環境が生んだ天ビン座の熱狂的個性」『アニメ声優24時』徳間書店、1981年7月31日、117-122頁。 
  3. ^ a b c d e f g h i 「愛が見えますか⑫小原乃梨子」『週刊女性』1982年7月20日号、主婦と生活社、1982年7月20日、135-137頁。 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 勝田久「file No.12 小原乃梨子」『昭和声優列伝 テレビ草創期を声でささえた名優たち』駒草出版、2017年2月22日、184-188頁。ISBN 978-4-905447-77-1 
  5. ^ 「極 声魂/大山のぶ代」『声優アニメディア』2010年3月号、学研ホールディングス、2010年2月、100頁。 
  6. ^ a b c d e 「極 声魂/小原乃梨子」『声優アニメディア』2009年5月号、学習研究社、2009年5月1日、102-103頁。 
  7. ^ 小原 乃梨子”. アキバ総研. カカクコム. 2023年11月5日閲覧。
  8. ^ a b c 小原 乃梨子 - (あ行):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 2022年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月28日閲覧。
  9. ^ a b 『日本タレント名鑑(2017年版)』VIPタイムズ社、2017年1月27日、502頁。ISBN 978-4-904674-08-6 
  10. ^ a b ③詩と童話がわかれば、人に優しくなれる”. 声優グランプリ. 小原乃梨子の声優道. 主婦の友社 (2014年1月1日). 2018年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月9日閲覧。
  11. ^ 小原乃梨子のプロフィール”. allcinema. 2019年9月17日閲覧。
  12. ^ a b c d 声優・小原乃梨子さん死去 『ドラえもん』野比のび太役、『ヤッターマン』ドロンジョ役など”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年7月23日). 2024年7月23日閲覧。
  13. ^ 『日本女性録』中央探偵社、1958年、10頁。 
  14. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2024年7月23日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g h i j k 子どもの道徳 第99号” (PDF). 光文書院. p. 3. 2022年12月8日閲覧。
  16. ^ a b 小原乃梨子「風窓の花」『潮』1991年12月号、潮出版社、1991年12月、328-329頁。 
  17. ^ a b c d e 「声優インタビュー 小原乃梨子さんの巻」『月刊OUT』1979年11月号、みのり書房、1979年11月1日、67-72頁。 
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ①弁護士の父の期待を裏切って、演劇の世界へ”. 声優グランプリ. 小原乃梨子の声優道. 主婦の友社 (2013年12月5日). 2017年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月6日閲覧。
  19. ^ a b c d e f g h i j k l 岩崎郁子 (2017年1月28日). “「ドラえもん」のび太の声26年!知られざる初回収録、吹き替えで“恋”も…小原乃梨子が明かす声優事情 【声優伝説】”. シネマトゥデイ. 2019年11月2日閲覧。
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外部リンク