Brackets
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Ubuntuで動作するBrackets(バージョン1.1) | |
開発元 | アドビ |
---|---|
初版 | 2014年11月4日[1] |
最新版 |
2.1.3[2]
/ 2022年10月31日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | HTML, CSS, JavaScript |
使用エンジン | Chromium Embedded Framework, Node.js |
対応OS | macOS, Windows, Linux(32bit, 64bit) |
サイズ | 〜40 MB |
対応言語 | 32言語[3] |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | テキストエディタ |
ライセンス | MIT License |
公式サイト |
brackets |
Bracketsは、オープンソースのソースコードエディタ[4]である。 アドビにより開発され、4か月ごとの定期リリースが行われていたが、AtomやVisual Studio Codeなどの台頭により、2021年9月1日をもってアドビによるサポートは終了した。
アドビのサポート終了以降は、コミュニティによる開発が行われている。
概要
[編集]以下のような特徴・機能がある[5]。
- オープンソース[6]。
- macOS・Windows・Linuxのクロスプラットフォーム。
- Chromium Embedded Framework・Node.jsを使用し、 HTML・CSS・JavaScriptで書かれている。
- クイックエディット - CSS・カラープロパティ・JavaScriptの入力候補を提示。
- クイックドキュメント - CSSなどのリファレンスを表示させることができる。
- ウィンドウの分割 - メインビューを縦・横に分割することで、同時に2つのファイルを編集することができる。
- ライブプレビュー - コーディング内容を、ブラウザでリアルタイムで確認できる(Google Chromeのみ対応)。
- LESS記法をサポート[7]。
- JavaScriptの構文チェッカ JSLintを内蔵
- JavaScriptデバッガ Theseusを内蔵[8]
- 機能拡張(エクステンション) - 拡張機能で必要な機能を追加することができる[5][9]。また拡張機能マネージャーで、拡張機能の検索・インストールが可能。
歴史
[編集]日本語でのアップデート履歴の詳細は、GitHub adobe/brackets-updates brackets-updates/ja.jsonを参照。
- 2012年6月25日 - スプリント7(バージョン0.7相当)として、開発版をリリース[10]。
- 2014年10月6日 - バージョン0.44をリリース[11]。分割ビューの追加、安定性の向上など。正式リリース前の最終版。
- 2014年11月4日 - バージョン1.0として正式リリース[12]。
- 2015年10月5日 - Adobe DreamweaverCCのエディタ部分にBracketsを採用することを発表[13](Adobe Dreamweaver CC 2017以降で正式採用)。
- 2018年1月30日 - バージョン1.12をリリース[11]。JavaScript固有のコードのリファクタリング機能の追加など。
- 2020年4月6日 - バージョン1.14.2をリリース[14]。アドビによる最後のリリース。
- 2021年3月1日 - Bracketsのサポートを2021年9月1日に終了することをアドビが発表。[15]
- 2021年12月1日 - バージョン2.0.1 をリリース。
対応言語
[編集]C言語・C++・CSS・HTML・Java・JavaScript・Perl・Python・Ruby・VBScriptなど、38種類以上の言語をサポートしている。
またAdobe Photoshopで制作したカンプからHTMLを起こす作業を容易にするため、PSDファイルから写真・ロゴ・デザインスタイルを抽出することができる「PSDレンズ」という機能をサポートしている。これは拡張機能のExtract for Bracketsとして提供されている[16]。
関連項目
[編集]- テキストエディタの一覧
- Atom (テキストエディタ)
- Sublime Text
- Adobe Edge Code - Bracketsのディストリビューション[17]
- Adobe Dreamweaver - DreamweaverCC 2017以降で、エディタ部分にBracketsを採用
出典
[編集]- ^ “Brackets 1.0 and Extract for Brackets (Preview) Now Available”. Brackets Blog. Adobe Systems. 2014年11月15日閲覧。
- ^ "Release 2.1.3"; 閲覧日: 2022年11月6日; 出版日: 2022年10月31日.
- ^ github
.com /adobe /brackets /blob /master /src /nls /README .md - ^ “Adobe Brackets Code Editor”. Technewss. 2014年12月12日閲覧。
- ^ a b “How to Use Brackets”, Adobe
- ^ “Brackets: Free Open Source Code Editor Built With HTML/CSS”, Hongkiat
- ^ Text Editor Review – Adobe Brackets, (January 22, 2014)
- ^ Deeper In the Brackets Editor, (November 8, 2013)
- ^ “A Review of the Brackets Editor”, SitePoint, (April 18, 2014)
- ^ Release Notes: Sprint 7
- ^ a b GitHub adobe/brackets-updates brackets-updates/ja.json
- ^ Brackets 1.0 and Extract for Brackets (Preview) Now Available
- ^ Update from the Adobe Brackets Team
- ^ Release Notes: 1.14.2
- ^ 「Adobe、Windows/Mac/Linux対応の無償コードエディター「Brackets」のサポートを9月1日に終了」窓の杜2021年3月2日
- ^ Creative Cloud ヘルプ | Extract for Brackets(Preview)の操作
- ^ Adobe Edge Code:新たなコードエディタ | Adobe Developer Connection
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- ソースコードリポジトリ - GitHub
- Brackets - YouTubeチャンネル
- Brackets extension registry - 機能拡張の登録・一覧
- Brackets Developer Forum