Nuxt.js

JavaScriptフレームワーク

Nuxt.js(ナクスト・ジェイエス)は、Vue.jsNode.jsWebpackBabel.jsに基づく自由かつオープンソースWebアプリケーションフレームワークで、Next.js[4]に影響を受けて開発された。

Nuxt.js
作者 Alexandre Chopin, Sebastien Chopin, Pooya Parsa
初版 2016年10月26日 (7年前) (2016-10-26)[1]
最新版
3.12.4[2] ウィキデータを編集 / 2024年7月18日 (6日前)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
TypeScript
プラットフォーム クロスプラットフォーム
サイズ 57 KB production
種別 JavaScriptライブラリ
ライセンス MIT License[3]
公式サイト nuxt.com ウィキデータを編集
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概要

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このフレームワークは、「ユニバーサルアプリケーションのメタフレームワーク」を謳う。ここでのユニバーサルとは、ブラウザでもサーバでも同一のVue.jsシングルファイルコンポーネントを利用してWeb画面を作成することができることを意味する。ブラウザにおいてはシングルページアプリケーション(SPA)により、サーバーにおいてはサーバサイドレンダリング(SSR)により画面を作成する[注釈 1][5][6]。さらに、Nuxt.jsを使用すると、コンテンツの一部または全てをサーバー上で事前にレンダリングし生成が可能[注釈 2]

サーバーでレンダリングを行う利点はいくつかあるが、中でもSPAと比較してインタラクティブになるまで時間が短くなること、SEOが改善することである。これらは、クライアント側のJavaScriptが実行される前に各ページのレンダリング済みのHTMLがWebサーバーにより提供されることによる。言い換えると、従来のサーバーでHTMLページをレンダリングする場合のメリットと、SPAの優れたユーザーインターフェイスを利用できるメリットの、両方を利用できる。 Nuxt.jsフレームワーク自体の最大の利点は、アプリケーション開発者にとってそのようなアプリケーションの設定やセットアップをシンプルかつシームレスにできることである。よって一般的なVueのSFCを利用したアプリを開発しているかのように、開発者は単にUI部分を開発すればよいことになる。

脚注

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注釈

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  1. ^ SSRの場合はSPAへHTMLがハイドレーションされる。
  2. ^ 静的サイトジェネレーションと呼ばれる。

出典

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  1. ^ Nuxt.js First Public Release”. Npm. 2021年1月1日閲覧。
  2. ^ Release v3.12.4” (18 7月 2024). 20 7月 2024閲覧。
  3. ^ nuxt.js/LICENSE.md”. GitHub. 2018年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月18日閲覧。
  4. ^ Nuxt.js First Public Release”. Npm. 2021年1月1日閲覧。
  5. ^ Nuxt.js: A Universal Vue.js Application Framework”. Sitepoint. 2018年6月18日閲覧。
  6. ^ Berning (2018年4月16日). “Getting Started with Server-Side Rendering Using Nuxt.js”. Alligator.io. 2018年7月2日閲覧。

外部リンク

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