コンテンツにスキップ

Portal:民俗学



Portal 民俗学

特集記事

トラジャ族(Toraja)は、インドネシアスラウェシ島にある南スラウェシ州および西スラウェシ州の山間地帯に住むマレー系先住少数民族。総人口約65万人のうち約45万人はタナ・トラジャ県に居住している。トラジャ族のほとんどはキリスト教を信奉し、イスラム教と「アルク」(aluk‐「道(the way)」の意)と呼ばれる土着のアニミズムが続く。インドネシア政府は、このアニミズム信仰をアルクトドロ教(Aluk To Dolo‐「祖法‐Way of the Ancestors」の意)と定義している。彼らは、その特徴的な家屋や壮大な死葬儀式だけでなく、コーヒーブランドにも使われる民族名からも知られている。

トラジャ族は、スラウェシ島中央部および南部の山岳地帯に居住する、トラジャ語系統の言語を話す部族である。境界が明確な村々に分散して住み、その数は20を越えた。それぞれの村は独立しており、時に敵対し戦争を行うこともあった。

「トラジャ」という単語は、ブギス族の言語で「高地の人々」を意味する「ト・リアジャ」(to riaja)を元にしており、オランダ領東インド政府が1909年にこの民族を「トラジャ」と名づけたことが由来となっている。トラジャ族は、複雑で壮大な葬儀の形式や、岩の断崖へ死者を埋葬する習慣、トンコナン(tongkonan)の名で知られる、尖った巨大な屋根を備えた伝統的な家屋の様式、カラフルな木彫り細工などで知られる。彼らの葬儀は、通常規模でも数百人の参列者が出席し、数日間続く社会的に重要な行事とされている。

……もっと読む

特集記事一覧

抜粋画像
お知らせ

Portal:民俗学へようこそ! ここは民俗学に関連した項目への入口です。このページはどなたでも編集できます。Category:民俗学もあわせてご利用下さい。

  • 2014年12月21日 - Portal:民俗学(ドラフト版)が作成されました。
カテゴリ
おすすめ項目
新着項目
新規記事を探す際には、「特別:新しいページ」も活用してください。新規記事作成後は索引にも追加してください。
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年


加筆依頼
執筆依頼

記事の新規作成は2,000バイト(667字)以上、できれば5,000バイト(1,667字)以上の文章量(サイズの説明)を目安にお願いします。

作成済みの記事は太字で表しています。

日本

[編集]

日本以外

[編集]
関連ポータル
説明書

このポータルへの参加を歓迎します。ご要望、ご提案はノートへ。

  • 特集記事: 不定期更新。今のところ選出方法は決まっておらず、ある程度充実した項目を任意に紹介します。
  • 抜粋画像: 不定期更新。今のところ選出方法は決まっておらず、ある程度充実した項目を任意に紹介します。
  • 新着記事: 新着記事があったときに更新します。自分で投稿した場合や見落としがあった場合はどうぞご自由に追加してください。ここに掲載するかどうかは、各一覧を見て載せるのが適切か否かを判断して下さい。